2014.10.24 Friday

しばたはつみ / しんぐるこれくしょん

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    はずみで抱いて
     





    70’Sジャパニーズ・ソウル・クイーンこと、しばたはつみが恐ろしくかっこいい。パーカッションの効いたファンキー・ソウル・サウンド。そのソウル歌謡のあまりのクールネスになんじゃこりゃ状態でジーパン刑事してしまうのだ。


    しばたはつみさんは子供時代より天才子供ジャズ・シンガーとして活躍し渡米後に再デビュー。本格的なソウル/ジャズ・テイストの歌唱を歌謡曲界に持ち込み1977年には「マイ・ラグジュアリー・ナイト」で大ブレイク、紅白歌合戦に出場している。


    残念ながら筆者は例の、超ボリュームのベスト・シリーズ「しんぐる・これくしょん」の音源しか持っていないのだが、やはり70年代後半のディスコがかったファンク歌謡チューンが狂おしいほどに素晴らしい。


    名曲「合鍵」からして伝説の冒頭、取ってつけたイントロの、完全なるレア・グルーヴ・・からの怨念のド歌謡・・そしてまた取ってつけたように間奏のファンキー・レア・グルーヴ・・からの未練のド歌謡。「死にたくなりそう〜夜が怖い〜嘘でもいい追いかけて〜・・」この、楽曲と歌唱の魅力にもう目眩がしそうだ。


    クラヴィでファンキーにはじまる極上のラテン・ソウル・チューン「濡れた情熱」。はじけるラテン・パーカッションに導かれ、はじまるストーリーの歌い出しは「熟れた果実を二人でわけた」と。完璧に昇天だ。


    楽曲詩世界として絶句ものは「私の彼」・・私の趣味でもないし、金も車も力もなく、いい男でもないDV彼氏を、愛していると。その訳を燃え盛る男女の業の煌めきとともに解き明かす。ソウルなパーカッションとストリングスのまどろみが盛り上げる。


    「ラブ・イズ・イリュージョン」はシティソウル・レジェンドと呼びたい名曲。流麗なファンキー・ソウル・サウンドに乗せて奇跡のメロディと愛の重さを運ぶ。


    しばたはつみ作品、それはブラジリアン・ラブ・アフェアと夜の赤坂をつなぐ失われたミッシングリンクだ。

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