2015.04.21 Tuesday

Sam Cooke / Gospel To My Soul

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    Sam Cooke / Gospel To My Soul







    レイに並んでソウルの始祖と言われるのがサム・クックだ。

    サム・クックは後のポップ・ミュージックの原型となるヒップ・ヒッツ・ソウル・スタンダードを多く生み出したが彼もまた元はゴスペル・シンガーからソウル・シンガーに転向した人だ。

    『ゴスペル・トゥ・マイ・ソウル』(P-ヴァイン)という編集アルバムはゴスペル時代のサム・クックが聴ける文化遺産的お宝盤だ。

    主に大物ゴスペル・グルウプ、ソウル・スターラーズの若きリード・シンガー時代のオリジナル音源で収録されている。


    サム・クックはシャウトしてもどこか甘くエレガントに聴かせる歌唱が印象的だがこの頃からそれは変わらず他のリード・シンガーとの違いはダンチだろう。



    それにしても音楽の構成の原始的なこと、そしてコーラス・ワークの精巧さには目眩をおぼえる。

    クワイアのアカペラのみ、または打楽器とコーラスのみ、の楽曲が多いがこのクワイアのマンメイドな倍音。声のみでこの重厚さで時に人智を越えた美しさをみせる。

    まさにソウル・ミュージックの核心、その原液をいただいているようなディープさ。


    原始的と見せかけ最高の素材の一回性を最高のアレンジと技巧で聴かせる。いやこれは洗練の極地の芸術というべきだろう。



     

    THE SOUL STIRRERS /Jesus Gave Me Water



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