2015.08.04 Tuesday

Cream / BBC Sessions

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    声を大にして言いたいのはクリームがかっこいい、だ。
    たしかにゼッペリンやビートルズに比べてクリームのスタジオ盤の音はロック・バンドらしさもなくしょぼく、ライブ盤くらいでしか魅力が伝わらない。
    そこでおすすめしたいのが2003年発掘のBBC音源であります。

    例のスタジオ・ライブ・シリーズ、他のアーティストのものは割とマニア向け発掘音源とも言えるがクリームにいたってはこれが一番かっこよさが伝わる音ではないかと思う。(音質的にはスタジオ盤ともライブ盤ともまた違うしょぼさはあるが。)
    ブルースや不思議なオリジナル曲を題材にあのトライアングルがおのおのかってに歌うさまはそれ自体がサイケデリックでストレンジの極致。例の、マディ・ウォーターズやロバート・ジョンソンの伝説の楽曲を超高速化しつつも心はこころあらずのように自由に歌いまくるドラム。およそビートという概念がないかのように芸術的パターンを注ぎ込む。
    ロック・バンドのていでコルトレーンのような表現をするという早すぎたもくろみもこのちょうど中途半端なライブ盤からなら伝わってくる。
    こんなにブルースのフレーズに根ざしながらもこんなに新しいフリーキーな形態でアウトプットをしたクリーム。やはり芸術的すぎて誰もサンプリングもしない。アメリカ古典音楽と一回性のハプニング・アートの融合だ。

    最悪な点を申し上げるなら小生の手元の公式BBCライヴにはどこを何度見ても「ホワイト・ルーム」の曲目が見当たらないのだが一体どういうつもりか。群を抜いて革命的なあのヒット曲がなくてがっかりだ。そしてもう一点、テレビの司会者の紹介がちょいちょい入るのだが、演奏よりもそいつの声の方がでかくて高音質、低音もリッチなのが腹立たしい。聴く時もたまにくる司会者の声がでかいのでボリュームを上げられず、よりいっそうしょぼく聴こえてしまうのがまた残念。これがおまえらテレビのやり方か。徳さんなら。徳さんならけして歌い手の邪魔などしない。


     

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