2015.08.26 Wednesday

Sun Ra / The Futuristic Sounds Of Sun Ra

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    時には今さらの大物映画DVDを紹介しよう。





    「インターステラ」(2015年4月発売)

    アレを除けば2014年の最大のヒット作で話題作にして最高傑作。
    あらゆるパターンが出尽くした宇宙物映画だが、さすがクリストファー・ノーラン監督。「2001年宇宙のアレ」にも並び称される、映画宇宙の新時代を切り拓いている、160分越えの超大作だ。
    たしかに宇宙船や惑星の描写も刺激的に美しいのだが、問題は「宇宙もの」じゃなくて宇宙レベルでの時空パラドックスものだったということに気づいてくるこの衝撃。
    最初はアルマゲドン的なアレかなという予想も裏切り、家族愛も地球の記憶も5次元が超越していく。

    さすが
    クリストファー・ノーラン監督。そうタイム・パラドックス・トラウマ映画といえば世界2大タイム・パラドックス映画のひとつ、同監督の「メメント」(2000年)という傑作を思い出した。

    あの、喪失を構築していく鳥肌ものの感覚が「インターステラ」では宇宙のスケールで貫かれている。








    そういうわけで我がミュージック・トリップ・アドバイザー号は再びサン・ラーの宇宙へと旅立った。
    今まではサン・ラーといえばその発言と見た目からくる「いっちゃってる人でやばそう」という偏見からなかなかそ
    の音楽の銀河へたどりつけなかったが、1950年代の音源から聴くと、デュークにも並ぶ、美しくエキゾなジャズ・オーケストラでありブラック・ミュージックとしてかっこいい、という単純な入り口を発見することができる。いわゆる時空の裂け目のポイントというやつだ。

    ジャケ違い・タイトル違いの同作品も宇宙に無数に存在するらしいサン・ラーの膨大なタイトルから最近発見したのは『The Futuristic Sounds Of Sun Ra』。ドンズバのタイトルだが、未来的過ぎずただただ音楽としてかっこいいのがいい。美しくもエキゾなジャズ・アンサンブルのなかに時に瞑想的なパーカッションが絡むのがトリッピー。この黒い円盤、これはあるいはブラックホールの中から見ている1950年代の地球なのか。


    The Futuristic Sounds Of Sun Ra





     
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