<< Kendrick Lamar  /  To Pimp A Butterfly | main | Kanye West  / All Day >>
2015.05.15 Friday

Adan Jodorowsky "Adanowsky" / La Danza De La Realidad (Original Motion Picture Soundtrack)

0



    ネタバレしません。




     



    あまりに鮮烈な孤高ジャケに惹き付けられるアレハンドロ・ホドロフスキー監督の「ホーリーマウンテン」(1973年)。グロさと謎に耐え何度目かのトライの後、最後まで観きったころにはすっかり打ちのめされファンになっていた。およそ世間離れしすぎた気高き映像哲学をカット一発で叩き付けてくる。何十年たっても謎が謎を呼び誰もたどり着けない。これがアートというものか。


    さて、「ホーリーマウンテン」がいけたなら「エルトポ」の方がいきやすいだろう。


    ジョン・レノンが配給権を買い取り、ウォーホールからカニエまで古今多くのロックミュージシャンがリスペクトしていると聞き、筆者もかつてまんまと観てみたところきつくて断念したあの「エルトポ」だ。

    やはり観返してみるといける。ホーリーマウンテンに比べればまだ見やすい、いやあるいはもうぼかあすっかりホドロフスキー映像に魅せられた信者なのか、最後までちゃんと観てこれは名作だ、と今さら打ちひしがれた。

    両方とも異様に長く無意味なようにさえ感じがちだが、衝撃的に美しい映像だけではなく最後には商業映画並みに納得のオチもあり完璧な構成でもあったのだと気づく。であるからして、最後まで観るというのは大事だ。

    昔の哲学的アート指向もの映画には平気でオチなしの置き去りパターンが多いが演出家であり漫画の原作家でもあるホドロフスキーの作品は全く違うのだ。



    そして2016年にはまた新作が出るというホドロフスキーの23年ぶりの映画「リアリティのダンス」(2013年)、主演は息子のブロンティスでサントラを手がけているのも監督の息子のアダンだという。アダンはセレブ・ミュージシャンに囲まれて育ちジョージ・ハリソンにギターを教わったりしてたらしい。

    サントラの音楽は割と普通だが、一体誰が聴くのか信者用にサントラの日本盤までしっかり出ていて、収録のライナーノーツもとても興味深く読ませていただきました。


    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2019 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Recent Trackback
    Recommend
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM