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2015.08.01 Saturday

Kojima Mayumi With Boom Pam

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    きつい映画、苦しい映画は多々あるが最近見たきつかった映画DVDオーストラリア編。





    サムソンとデリラ(2014年)

    アボリジニ系の若者の救いのない青春失踪ストーリー。
    これはきつい。ただただ現代社会の現実に直面し打ちのめされる系。
    コミュニティの庭先で演奏されている謎の裏打ちバンド音楽。
    ギターを奪ってノイズを出しまくって叫んだら殴られた。
    主人公の若いカップル、ついに最後まで会話なし。台詞なし。無言。劇中音楽もなしというおそろしいミニマリズム。

    ドキュメンタリーに見えてくるこの手法。
    社会とのかかわり、距離感、断絶感みたいなものが非常に雄弁に伝わってくる。

    どこまで行っても搾取する奴がいて社会は腐ってる。

    だが、見終わった後の不思議な後味はどちらかと言えばポジティブで爽やかだ。
    これもひとつの、すばらしい映画だ。





    本当におすすめの最悪の映画は
    荒野の千鳥足(1971年)










    この夏のうだる暑さをさらに引き立てる悪夢の白昼夢体験。
    是非皆さんにも体験していただきたい。
    例のニコラス・ローグ「美しき冒険旅行」に近い舞台で同じ1971年の映画だ。
    あれもぶっとんでいていたがこちらはひどい。
    冒頭の「何ドルあればなあー」というあのネタ振りからの。
    ジェットコースター的にもう戻れないヤバい世界に引きづり込まれていくトリップ体験。

    トリッピー、ドラッギー、そしていろんな意味でのバイオレンスが極まれりでこのひどさイージーライダーの比ではない。
    すっかり主人公に感情移入してうなされ続け、見終わった時の「あっ、これ映画か。現実じゃなくてよかった〜。」という爽快感。
    まさに悪夢。めちゃくちゃ長編の悪夢を見て、目覚めたときの「はっ夢か。」だ。






    Kojima Mayumi With Boom Pam



    小島真由美の新譜。むむむ、イスラエルのサーフ・ロック・バンド、ブーム・パムとまさかのコラボ。
    ブーム・パムはアラブっぽいエキゾ感が効いているしゃれたロックを演奏するとても面白いバンドで日本でもCDが発売され話題になっていたが、ここにこの歌が乗るともはや無国籍な土着歌謡曲極まれりで大変いかしている。


     

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